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2005.05.30

久々のJR

 今日は国の地方局が開催する説明会に出席するため、JRを使って隣県に行っておりました。JRを使うのはまさに10年ぶり。震災前に京都から普通列車で帰ろうとして、四国に入った途端、移動速度が落ち、途中で特急券を買わないと帰れなくなって以来です。その時、時間調整で降りた神戸元町はまだまだゴミっぽい感じの街でありました。

 その前にJRに乗ったのはその6年前こと。奈良のシャープの技術本部というところに就職のための会社訪問に行ったのですが、行きは汽船を使って大阪まで行き、帰りは瀬戸大橋を渡って鈍行で帰るというのをやったのですが、当時、四国の列車というと今のように電化されておらず、ディーゼルで走っていました。客車の窓も開くことができ、非常に趣があったのですが、最近の列車は面白味に欠けます。

 200kmあまりを2時間半。高速を使うのよりかちょっと遅いという感じです。そして、びっくりしたのが料金でありました。乗車券3400円特急料金2610円で片道6010円ということになるんですが、みどりの窓口で往復で買うと7400円請求されました。あまりにも安いので「帰りの特急料金は別に要るのですか?」と駅員に尋ねると、はぁ?という顔をされて「入ってますよ」と冷たく言われてしまいました。あたし、生まれてJRを使ったのは3回くらいで何も知らないんですよ。そんなに怖い顔をしなくてもいいじゃないですか、と思ってしまいました。

 田舎道はJRもカーブが多くて、左右に結構傾くので酔いそうになりました。車掌さんって、いまだにいるんですね。福知山線の件で、車掌さんがしきりに登場してたんで、いるというのは知っておりましたが、実際に検札されると興奮してしまいました。片道で2回、往復で4回もです。しかし、乗り越し料金を車内に居ながらにして清算できるというのは、非常に好ましいサービスであります。2時間半乗っていただけで、岡酔いしてしまいました。運転手さん・車掌さんはどうもないんでしょうか。ちなみに学生時代、名古屋出身の後輩が場内券だけでいつも往き来していると豪語しておりました。あんなに頻繁に検札があるのにそんなことが可能なのでしょうか。ずっとトイレに籠っていたのでしょうか。

 乗車時間が2時間半あったものの、途中停車時間というのが非常に短くて、車内販売もなく、飲物を買い損ねるとずっと我慢でありました。お菓子やビールを売っていた車内販売が懐かしいですね。

 都会では通勤に片道2時間だの普通だと聞きますが、やはり異常ですね。今日なんぞ、行きに2時間半、説明会が2時間半、帰りに2時間半という時間配分で、会の内容があればまだしも、列車に乗ってぼーっとしに行くという状態であります。本省から来たというお役人さんは5分で説明を終えられていましたが、満足したのでしょうか。課長・係長以上の出席を求められた会に主任のあたしが出席したのですが、来年からは行かなくてもいいよというつもりであります。

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