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2005.05.05

蔵書印と蔵書票

 いきなり欲しくなったもの。蔵書印と蔵書票である。蔵書印は自分の蔵書であるという証明に判をつくもので、蔵書票は表紙の見返しに名前等の入った固有のカードを貼り付けるもの。

 蔵書印は中学生から大学に入ってしばらくまで使っていた。紀伊國屋で買った大量生産のゴム印タイプのヤツ。家にある表紙の色褪せた本の奥付をみるとたいてい蔵書印が押されている。いつの間にか判がなくなったので捺さなくなっていた。蔵書印を捺していると途端に古書店では売れなくなるはずであるが、そもそも売る気はないから捺していた方が気分がよい。

 蔵書印の作成に関しては印ターネットが良さそう。規格という感じのものがなく、相談に応じて一から作ってもらえそうな感じだ。作例も豊富で色んな感じのものがあるというのが実に頼もしい。

 蔵書票に関しては難しい。惠文社では20枚800円とかで既成のものも売られているが、これだと他の誰かと重複するし、色気がない。版画でオリジナルのものを作ってくれるところがないかネットで検索してみるとそろり文庫というのが見つかる。ただし、ここは判を呉れるのではなく、刷った票自体を売ってくれるようだ。5枚3,000円から50枚22,000円の価格コース。1枚600~440円ということ。う~ん、高い。石版画の完成作品を売るという感じなんでしょう。

 蔵書票については自分で作ってみるというのもいいかもしれない。今年の課題にしてみようかなどと思ったりもしてみる。

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コメント

こんにちは。そろり文庫のささおかといいます。サイトの方を紹介して下さってありがとうございます。
石版画は石に描いてを石研ぐの繰り返しなので、残念ながら銅版画のように版が残らないです。のでまったく同じものがもう一度はできない。そのはかなさがよいといえば魅力なのですが・・(^0^;)ご自分でつくられるならぜひ蔵書部というサイトがお勧めです。つくった蔵書票を部員の皆さんで交換する交換会を行っていらっしゃるので(前回は二月でした。)いろんな雰囲気の蔵書票が集められて、とても楽しいですよ〜

投稿: ささおかあやこ | 2005.05.09 18:58

ささおかさん、はじめまして。

申し訳ないです。ちゃんとサイトの方でも石版について説明していらっしゃるのにまともに理解していなかったようです。済みません。

ということは、一度注文したものは、基本的に次回はないということですよね。なんか淋しいですね。今は50枚までの金額しか紹介されていませんが、例えばこれが100枚とかになったら幾らになるのでしょう?

蔵書票部、拝見しました。皆さん、いろいろなものを作っていらっしゃいますね。あたしも絵心があればよかったんですけどねぇ。老後を絵を書いて売っては遊んでいる母親やら美大出の弟がいたりして、遺伝的にはそのあたりがあるべきなんですが(苦笑)

投稿: O-Maru | 2005.05.10 00:01

いえいえとんでもないです。わたしも石版画の製法について詳しくはちゃんと説明できていないので(^0^;)
蔵書票は確かに高いと感じるかもしれませんね。紙なのにと。でも元々ヨーロッパのお金持ちが作家に注文するような贅沢なものだったようです。ってあまり答えになってませんが・・ちなみにいままで100枚同じ絵柄というお客様はいらっしゃいませんが、40000円ぐらいです。蔵書部はたぶん部員さんにまだ男性の方がいらっしゃらないので、逆紅一点ですよ。絵心よりぜひお気持ちで!

投稿: ささおかあやこ | 2005.05.10 23:03

蔵書票というのは我々のような中低級階層の人間が使うのではなくって、やはり上級階級の人たちのものだったんだと思います。ヨーロッパでのそいった人たちの本の装丁は特注が当たり前でもの凄いものですしね。

100枚で4万円だと妥当な価格ですね。

気になるのがデザインの確認なのですが、これって、石版画でなくって水彩画とかで確認になるんですか? 蔵書印のデザインの詰め方はここで紹介したとおりで、比較的簡単なのですが、絵となるとなんだか難しそうです。

蔵書部って女性の方が多いんですか。意外です。

投稿: O-Maru | 2005.05.11 00:47

そうですね。昔は票主は作家のパトロン的存在だったみたいです。
蔵書票のデザインは、お客様にお好きな色、文字と絵柄のイメージ(具体的だったりアバウトだったり)をメールして頂き、簡単なラフスケッチ(鉛筆です)をFAX
又は写真をメールに添付して確認してもらいます。
ここまでが仮注文になります。(仮注文の段階で断わられてもお代は頂きません)そのラフの感じでよければ本注文として制作を開始します。(ここからキャンセルなさるとお代の三分の二をキャンセル料として頂きます)
制作期間は3〜4週間(石版画は描いて2日ぐらい置くので)、気長なお気持ちでお待ち頂いています。
蔵書票や蔵書印はぜったい男性の方が好きだと思うのですけど、なぜか蔵書部員さん達は女性ばかりなんですよね〜たぶん皆さん元文学少女なんじゃないかと。
それと鬼海弘雄さんが一月に行われた個展行きました。
過去の写真集もみられて興味深かったです。インドの写真もいいですよね。
とても長くなってすみませんです(~0~;)


投稿: ささおかあやこ | 2005.05.11 18:43

デザインの決定はなかなか難しそうですね。やはり、もともとささおかさんの作品が好きで、ほとんどをお任せするといったような感じでないと先に進めるのは大変でしょうね。

それにしても製作期間が3~4週間というの驚きです。注文する方も辛抱がいると思いますが、作っていらっしゃるささおかさんご自身も辛いのでは? 短気なあたしにはとてもとてもという感じです。

それにしても皆さん、どういう本に対して蔵書票を使っていらっしゃるんでしょうね。蔵書票ってそこそこ大きいものが多いでしょ。あれを単行本に貼るというのはどうしても似合わないんですよね。やはり大型本の美術関係が多くなってきそうな気がします。

鬼海さんの個展に行かれたんですか。いいですねぇ。コクのある写真をオリジナルプリントでゆっくり鑑賞したいものです。インドは写真家にとっても聖地になりますね。鬼海さんのインドの写真集は購入を目論んでいるんですが、いつのことになるやら、って感じです。

投稿: O-Maru | 2005.05.12 01:11

そうなんです。実際ラフスケッチは見ないで、できてからのお楽しみでお待ち頂くがほとんどで、信頼して頂けてるんだなぁと気合いをいれてつくっております。
石版画は待ちの時間があるのでちょっとつらいですが、
置けばおくほど刷り上がりがきれいに仕上がるので、そこはしょうがないかと。やっぱり刷ってでき上がる瞬間の喜びにはかえがたいです。わたしもあきっぽい人間ですよ〜。

投稿: ささおかあやこ | 2005.05.12 23:15

例えば3色刷とかといった場合、石板を複数枚用意して、同時進行で各色の用意をされるんですか? それとも一枚の石板で一工程ずつですか? 作成期間からすると後者のようですけど、石板を変えられないということから来ているんでしょうか。
石にも特徴がありそうだし、奥が深そうですね>石版画
そうそう、石版画というと何だ?と思うんですが、よく考えてみるとリトグラフのことですよね。リトグラフといえば、シャガールのものを一枚くらいは欲しいと思っています。

投稿: O-Maru | 2005.05.13 00:52

はい。わたしは石を大小6枚持っているのでそれを平行して使っています。蔵書票は小さめの石を使う事が多いです。石にもきめが細かかったり荒かったりと性格があるので版画によって使い分けています。蔵書票のでデザイン→下絵→石に描く→置く→刷る(三色だと三回)という過程だとどうしても3.4週間かかってしまうんです。(^0^;)
今は版画全体を総称してリトグラフということが多いですよね。本来はおっしゃるように石版画の意味なんですが。
私は普通の文芸書にも蔵書票貼っていますよーさすがに文庫には貼りませんが。本来の使い方とは異なりますが、額に入れて飾ってくださるかたも多いです。版画なので。


投稿: ささおかあやこ | 2005.05.14 22:28

[愛書家にお薦め]という中でそろり文庫をリンクさせて頂きました。

石を6枚もお持ちなんですか。それくらいは必要になるでしょうね。特に気に入っている1枚というのもありそうですね。
ん~、こうやってお話を聞いていると、ひとつ注文をしたくなっちゃいましたね。

投稿: O-Maru | 2005.05.15 14:20

そうですね。仰るように特にいい感じに刷れる一枚!がありますね。でも唯一のデメリットなのがこの石たち暑さに弱いこと。30度をこえる真夏には版が崩れやすいのでなかなかきれいに刷れないのです。ドイツ産の石灰石なのでしょうがないのですが。日本で石版画をなさる方が少ないのは石が手に入りにくいのと、日本の暑さに弱いところだと思います。自然物なので環境にもやさしい版画なのですけど・・ (石の話ばかりですみません〜)
リンクの件、有り難うございます。二筋縄さん、うちのサイトでもリンク貼らせて頂きますねー。blogははじめてです。こまめに更新なさっていて、感心させられます。これからもよろしくお願いします。 ご注文もいつでも(7月後半〜8月はご予約のみ)お待ちしております。(^0^)

投稿: ささおかあやこ | 2005.05.16 23:09

やっぱりこの1枚というのがありましたか。石板って石灰石なんですね。まぁ、石灰石くらいではないと確かに化学反応なんてそんなに期待できそうもないですけど。湿気なら何となく判るんですが、石が暑さに弱いというのも意外です。

ブログは一日一回、何かネタを考えて書かないと落ち着かなくなります。もう習慣ですね。

蔵書票のデザインは氏名を入れること以外は、たぶんすべてお任せすると思います。このブログを読んで、一番似合ったイメージで作ってもらうことにしますので、今のうちから気合いを入れて考えておいてください(笑)

投稿: O-Maru | 2005.05.17 01:07

わかりました(笑) よろしくお願いします。
私もO-Maruさんを見習って日記をまめに更新しようと
思います。m(^0^;)m
またお邪魔させて頂きます。それでは!

投稿: ささおかあやこ | 2005.05.18 22:01

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