町の光景
通勤途中に通る道沿いに更地ができて、何かが建てられようとしていた。いつも通るところなのに、そこに何があったのかまったく思い出せない。毎日、何を見ていたんだろうかと思う。
こういった思い出せない、覚えていないというのは自宅から離れていなくても、数十メートルのところでも起こる。今の住み処は仮住まいでまだ3年なんだけど、おそらく住んでいる年数に関係なくそういう体験をしそうな気がする。
生活が地域と断絶してしまっている結果なのか、記憶というのはそもそもその程度のレベルしかないのか。
何時ものように足もとを掬われるような不快な気分になる。
そうして、町も変っていく。
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