5日から始まった蔵書印作成。1週間近く経った今、デザインが概ね固まったという状態になった。今週末くらいまで、ちょっと寝かしておき、冷却期間をおいてから、も一度確認、それで良ければ彫りに入ってもらうつもりでいる。
印の製作をお願いしている印ターネットの花田さんからのご了解が得られましたので、ここでデザイン検討の変遷をご紹介します。
あたしの姓が明らかになってしまうけど、ま、それは愛敬ということで(苦笑)
5月5日
O-Maru:
“印ターネット”専用・無料お見積りフォームより
印の大きさ よこ: 20 たて: 20
印の文字: 石丸蔵書
種類(文字の色): おまかせ
イメージ:古風、繊細、シンプル
メッセージ:傾向的にはZ-5、Z-9(蔵書印鑑(収蔵印)のサンプルページを参照)といったところでしょうか。
とはいいつつ、シンプルながらもちょっとしたアクセントも欲しいところです。
花田氏:
取り急ぎ初回のデザインをお送り致します。
2は石丸氏蔵書です。
○線の太さ、イメージ、デザイン変更点等、何なりとご感想お聞かせください。
O-Maru:
デザインを拝見させていただいたところ、初めから危惧しておりましたが、やはり「石丸」の画数の少なさによる右半分の弱さが目につきますね。思い切って、田字形にして文字を太くし、右を白文、左を朱文にすると平均が取れそうな気もします。いかがでしょうか?
その場合、サイズは小ぶりの18*18にした方がしまりが良さそうな気がします。
5月6日
花田氏:
「蔵書」の画数を少なくしてみました。
こんな感じでしょうか?
左が密で右が疎のアンバランスもそれなりに味があるんですが・・・。
18ミリ角、承知いたしました。
O-Maru:
デザインを拝見させていただきました。
定番的な5番がやはりシンプルで良いですね。
ただ、石についてもうひとつ納まりが悪いように感じます。
異なった感じの石で作っていただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
花田氏:
微妙に変更してみました。
O-Maru:
本当に微妙なところにたどり着いちゃいましたね。
7番でも悪くはないんですが、これといった決め手がありません。
もしよろしければ、スタイルが全く異なっても結構ですので、花田さんがこの姓に似合ったようなデザインが思いつくようでしたら何か見せていただきたいのですが。突破口のもとになるかもしれません。
5月7日
花田氏:
がらっと変えてみましたが・・・。
5月8日
O-Maru:
本当に困りました。なかなか纏まりません。
申し訳ないのですが、石丸、について他にどのような字体があるのか教えて頂けない
でしょうか。蔵書の部分については印ターネットのサンプルを見て検討します。
花田氏:
篆書体の基本形です。
「丸」は単純で読みにくいので「九」をアレンジしました。
5月9日
O-Maru:
サイトの古典の蔵書印をみていまして、やはり「承斎蔵書」が美しく感じられます。
ということで、蔵書の文字についてはこの印のものをつかい、石丸については添付ファイルのものを使うと比較的収まりが良いかと思われます。
丸については九のものになっていますが、丸の点については丸の基本書体にもあるようにそんなに大きなものでなく、本当に点に近いものでも構わないと思います。また、石の口はもう少し大きくした方が見やすいと思われます。
「承斎蔵書」は正方形に近い文字にも拘らず、各ラインが非常に柔らかいという特徴があるようですので、アレンジが難しいと思われますが、よろしくお願いいたします。
「承斎蔵書」
花田氏:
変更してみました。
こんな感じでしょうか?
O-Maru:
先ほど送っていただいたものを触ってみました。
石の口の部分を横長にした。丸の上の部分のつくりを変えた。
また、全体の文字の配置を密にした。
ブラッシュアップをよろしくお願いいたします。
花田氏:
かなりかなり微妙です・・。
5月10日
O-Maru:
デザインの案について送付します。石について大きく変更をしました。かなり形になってきたと思います。お手数ですが、ブラッシュアップをお願いいたします。
花田氏:
(石材についての質問に対する答えのみでデザインに関するコメントなし)
O-Maru:
再び調整させていただいたので、変更分を送付いたします。
なお、石の口の部分の上の線のカーブですが、非常に微妙に思えます。
昼休みにペイントを使って編輯していますので、調整に限界があります。フォローをよろしくお願いいたします。
花田氏:
ドットの限界ですので修正は難しいですね。
雰囲気は了解しました。
(実際表現出来るといいんですが・・・。)
デザインについては本決まりしていません。よろしければ、アドバイス等お願いします。
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