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2005.03.15

100の太陽/トリニティーの子ら

 昨日、アマゾンが発送したという本は仕事から帰るとすでに配達されていた。


100 Suns: 1945-1962

Michael Light (著)
ハードカバー: 208 p
出版社: Alfred a Knopf ; ISBN: 1400041139 ; (2003/10/21)

 タイトルの通り、1945年から1962年にかけて人間が作った『100の太陽』を納めた写真集である。原水爆実験でのさまざまな爆発の模様だ。アメリカ政府の資料から写真集にしたもの。

 正直言って、爆発は美しいとしか言いようがない(大きめの表紙写真)。「力は美」というキャッチコピーの映画があったけども、まさしくその通りなのだ。モノクロ・カラーともに存在しているが、ともにその造形は美しく、目を奪われてしまう。規模は異なるものの、これらのような爆発の元で瞬時にして何万人かの人間が焼かれたことを想像させることは、狂気的に感じる。考えられないことが実際に行われたのだと、あらためて思う。

 同じような写真集が過去日本でも出版されていた。現在、絶版のようだ。(アマゾンのマーケットプレイスで入手可能)


アトムの時代

美術出版社 (編集)
単行本: 29 p ; サイズ(cm): 21 x 15
出版社: 美術出版社 ; ISBN: 4568120535 ; (1994/07)

 100 suns のMichael Lightだけども、この人の写真集はすでに日本でもメジャーとなっているものがある。(すでに絶版になっているようだが、アマゾンのマーケットプレイスで入手可能)


フル・ムーン

マイケル ライト (著), 檜垣 嗣子 (翻訳)
大型本: 244 p ; サイズ(cm): 30
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4105385011 ; (1999/06)

 1976年から1972年までのアポロ計画で撮られた写真をNASAから借り受けて、スキャニングして作成した写真集。アポロ計画は我々(S40年生まれ)以前の人間にとってはまさしく夢のような出来事だった。その夢のような光景が鮮明に記録されたのは非常に喜ばしいことだった。発売された初日に購入。

 記録を目指したフィルムが心を打つということもある、これらはそういう写真集です。

 「100 suns」 と「アトムの時代」を比べると、後者の方が掲載枚数が少ないためかフォトジェニックな写真が多い傾向があります。ただ、版が小さいのと紙が通常のものが使われているため、ちょっと見劣りがします。もっとも「100 suns」に関しても元フィルムかプリントが悪いため、残念ながらそんなには鮮明でないものも多くあります。

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